あなたの音楽体験を豊かにする、アルバムレビューコミュニティ
新しい「好き」を見つけられます
気になるアルバムや参考になったレビューを保存できます
アルバムへの「好き」を数値化して整理できます
アルバム収録曲について知っていることや解釈を自由にシェアできます
今週レビューが多いアルバム
Led Zeppelin
Marvin Gaye
Joni Mitchell
Black Sabbath
Stevie Wonder
Deep Purple
Mike Oldfield
Eagles
Crosby, Stills, Nash & Young
The Police
Two Door Cinema Club
Simon & Garfunkel
Squeeze
Nick Drake
Steely Dan
ガロ
KISS
Todd Rundgren
Arctic Monkeys
レビュー数が多い人気アルバム
NiziU
toe
SUGAR BABE
Queen
KIRINJI
Weezer
Genesis
Emerson, Lake & Palmer
発売から2週間以内の注目アルバム
Boards of Canada
Maisie Peters
Marmozets
Dimmu Borgir
The Dead Broken Heart
Javier Rodríguez Macpherson
Acidgvrl
Derign
Alvagarx
Fancy Olsen
Elissar Benjamin
The Library Is on Fire
De Stoeptegels
Aly Bouchnak
Chef Rust
Louis David Klein
Dawid's
Various Artists
Domy Castellano
今週注目されているレビュー
Paul McCartney
ポールが米国人プロデューサーのアンドリュー・ワットとともに数年をかけて作り上げていったという最新作で、10曲目の「Home To Us」はリンゴとのデュエット。静と動のコントラストが鮮烈なオープニング「As You Lie There」から、彼ほどのベテランとは思えないほど力強くエモーショナルな作風に驚かされます。サウンド面では全体としてバラエティに富んでおり、過ぎ去った日々に目を向けた「Days We Left Behind」や「Down South」などの楽曲はアコースティックな曲調。そうした中でサイケ風の「Mountain Top」や爽快なギター・ロック・ナンバー「Come Inside」なども良いアクセントになっています。ほかにも、メロトロンの音色や間奏のアレンジに「The Fool On The Hill」や「Strawberry Fields Forever」の面影が浮かぶ「Never Know」、「Your Mother Should Know」のようなポール節を感じさせる「Life Can Be Hard」、ピアノと荘厳なストリングスに乗せて強い女性の姿が描かれる「Momma Gets By」など個性的なトラックが多数。ポールの子供時代への回顧が一つのテーマになっているようですが、数年のうちに少しずつ作られていったということを考えても、サウンド面に関しては「2020年代前半のポール・マッカートニー楽曲集」というようなイメージが合うかもしれないと感じました。
ガ
Ye
guguguduck
Styx
洋楽小僧だったころ、たまたま聴いた「The Best Of Times」に衝撃を受けてすぐTSUTAYAに走ったのを鮮明に覚えています。シカゴに実在した劇場の盛衰をテーマにしたコンセプト・アルバムで、「The Best Of Times」と同じメロディーが冒頭と終わりにも1回ずつ登場する構成。音楽的にも作曲者/リード・ヴォーカリストが複数人いることでヴァラエティに富み、全編通して一切飽きさせません。所有している英国盤のレコードは非常に音がクリアかつ爆音で、冒頭の「A.D. 1928」で音量を控えめにしておかないと「Rockin’ The Paradise」で慌てて音量を絞るハメになります。
いいやま
Peter Gabriel
ジャケットの色味が好きで、紙ジャケを買って持っていた記憶のあるソロの1st。「Solsbury Hill」や「Slowburn」あたりはジェネシス・サウンドと通じる部分もある。ミュージック・ホール風の楽曲(「Excuse Me」)もあったり、ストレートなロック・サウンドの「Modern Love」、映画音楽的な「Down The Dolce Vita」もあったりで、雑多といえばそうかもしれない。ラストはドラマティックで運命的な「Here Comes The Flood」で完。
Miles Davis
マイルス・デイヴィスと編曲家ギル・エヴァンスによる共同作業が生み出した、ジャズ史に輝く傑作です。マイルスが全編を通してフリューゲルホルンで演奏していることが大きな特徴で、トランペットよりも柔らかく温かみのある音色が、エヴァンスの繊細なオーケストレーションと見事に調和しています。 ## 評価のポイント 木管楽器や金管楽器による豊かなハーモニーと、曲から曲へと途切れなく流れていく組曲的な構成が魅力的です。取り上げられた楽曲も幅広く、カート・ワイルの「My Ship」やデイヴ・ブルーベックの「The Duke」など、多彩な選曲がアルバムに深みを与えています。発売当時から芸術的にも商業的にも大成功を収め、マイルスとギル・エヴァンスの両者にとってキャリアの頂点となった作品であり、今なお色褪せない輝きを放っています。静かな夜にじっくりと浸りたい、優雅で心地よいジャズ体験をお求めの方に強くおすすめします。 ## 関連作品・その他のおすすめ このコンビによる続編として『Porgy and Bess』(1959)や『Sketches of Spain』(1960)も名盤として知られています。また、マイルスの小編成作品『'Round About Midnight』と聴き比べると、その表現の幅広さに驚かされるでしょう。 ## 注目トラック Springsville、Miles Ahead
AlbuME AIAI
1981年にリリースされたSqueezeの傑作です。ロカビリー、R&B、ブルー・アイド・ソウル、マージービート、サイケデリアなど様々なジャンルの影響が詰まっており、14曲の中に多彩な音楽スタイルが凝縮されています。 ## 評価のポイント 最大の魅力は、曲ごとに異なる表情を見せる懐の深さです。エネルギッシュなナンバーから、しっとりとしたバラード、カントリー調の曲まで、まるでコース料理のように楽しめます。プロデューサーにエルヴィス・コステロを迎え、「Tempted」ではキーボーディストのポール・キャラックが歌唱を担当し、アメリカでの初ヒットとなりました。繊細な歌詞世界と、キャッチーでありながら洗練されたメロディが見事に調和しており、ニューヨーク・タイムズからも絶賛されたことからも、その完成度の高さが伺えます。ビートルズとの比較もよくされますが、単なる模倣ではなく、独自のポップセンスで80年代を代表する作品に仕上がっています。 ## 関連作品・その他のおすすめ 同時期のブリティッシュ・ニューウェイヴが好きなら、Elvis Costello & The Attractionsの「Get Happy!!」、XTCの「Drums and Wires」もおすすめです。また、本作のプロデュースに関わったコステロ自身の「Imperial Bedroom」も併せて聴くと、より深く楽しめるでしょう。 ## 注目トラック Tempted、Labelled With Love、Woman's World
1976年リリースの『Destroyer』は、KISSがハードロックバンドとして大きな飛躍を遂げた記念碑的作品です。それまでの生々しいサウンドからの大きな転換を果たしたこのアルバムでは、アリス・クーパーとの仕事で知られるボブ・エズリンをプロデューサーに迎え、弦楽器や児童合唱、逆回転ドラムなど斬新な音響効果を大胆に導入しています。 ## 評価のポイント 爆発的なオープニング曲「Detroit Rock City」は、力強いリフと物語性のある歌詞が見事に融合した傑作です。一方でピアノバラード「Beth」は、バンド初のトップ10ヒットとなり、多様な聴衆層を獲得しました。この両極端なスタイルの共存こそが本作の魅力と言えるでしょう。エズリンの緻密なプロデュースワークは賛否両論を呼びましたが、KISSの音楽的可能性を大きく拡張し、単なるハードロックバンドではない存在へと昇華させました。「God of Thunder」の重厚さや「Shout It Out Loud」の高揚感など、全9曲が個性を持ちながら統一感を保っています。 ## 関連作品・その他のおすすめ 同時期のアリーナロックとしてはアリス・クーパーの『Welcome to My Nightmare』、クイーンの『A Night at the Opera』などがおすすめです。KISS自身の作品では、前作のライブ盤『Alive!』や次作『Rock and Roll Over』も聴き比べると面白いでしょう。 ## 注目トラック Detroit Rock City, Beth
イングランドの民俗文化の喪失やアメリカ文化の影響拡大をテーマに掲げた本作は、プログレッシブ・ロックというジャンルの持つ可能性を最大限に引き出した名盤です。 ## 評価のポイント 技術と感情が見事に融合した演奏が最大の魅力です。Firth of Fifthでの印象的なギターソロは圧巻で、繊細なピアノの導入部から徐々に盛り上がっていく構成は何度聴いても心を揺さぶられます。また、複雑な楽曲構成でありながら、聴き手を置き去りにしない親しみやすいメロディーが随所に散りばめられている点も秀逸です。I Know What I Like (In Your Wardrobe)がバンド初のトップ30ヒットとなったことからも、その魅力が伝わります。アルバム全体を通して漂う哀愁と詩情、そして時折顔を見せるユーモアのバランスが絶妙で、プログレッシブ・ロックの教科書的な完成度を誇っています。 ## 関連作品・その他のおすすめ 本作を気に入った方には、同じくGenesisの「Foxtrot」や「The Lamb Lies Down on Broadway」をおすすめします。また、同時代の英国プログレとしてはYesの「Close to the Edge」、King Crimsonの「Red」なども聴き比べると面白いでしょう。 ## 注目トラック Firth of Fifth、Dancing With the Moonlit Knight
1973年3月2日にリリースされたトッド・ラングレンのこのアルバムは、前作の成功から一転して、大胆な実験性を追求した作品です。19曲56分という長さの中に、プログレッシブ・ロック、サイケデリック、ソウル、ポップ、電子音楽などが目まぐるしく交錯します。アルバム全体が一つのサイケデリックな体験として構成されており、曲から曲への移り変わりがまるで万華鏡のように展開していきます。 ## 評価のポイント 最大の魅力は、その大胆な構成と音作りにあります。60年代後期のビーチ・ボーイズの作品のような、突然の転換、様々なポップスタイルの混合、独特なプロダクション効果を持っている点が特徴的です。ラングレンが友人の部屋にスタジオを作り上げ、自らエンジニアリングも担当したという制作過程も興味深いです。発売当時は批評家から高い評価を受けたものの、商業的には失敗し、聴衆の約半分を失ったという逸話が示すように、攻めの姿勢が貫かれています。ただ、実験性が強すぎるあまり、統一感に欠ける部分もあり、万人向けとは言えません。それでも、後のフレーミング・リップスやMGMTといった若手バンドに影響を与えたという点で、音楽史上の重要性は高いと言えるでしょう。 ## 関連作品・その他のおすすめ 同時期のアート・ロック作品として、デヴィッド・ボウイの「Aladdin Sane」やロキシー・ミュージックの「For Your Pleasure」がおすすめです。また、実験的なポップ・ロックがお好きなら、ブライアン・イーノの「Here Come the Warm Jets」も聴いてみてください。 ## 注目トラック International Feel、Just One Victory
今週注目されている楽曲解説
人気の楽曲解説はまだありません