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1971年11月にリリースされた本作は、日本フォーク界に新風を吹き込んだ3人組グループの記念すべき出発点となりました。アコースティック・ギターを中心とした繊細なサウンドと、息の合った3声コーラスが全編を通して響き渡っています。翌年の大ヒット曲「学生街の喫茶店」で知られるようになる彼らですが、本作には外部作家に頼らない、彼ら本来の音楽性が詰まっています。 ## 評価のポイント 当時のフォーク界では、メッセージ性の強い楽曲が主流でしたが、本作は純粋に音楽的な美しさを追求した作品です。CSN&Yなどアメリカのフォークロックからの影響を受けつつ、どこか憂いを帯びた日本的な情緒も感じさせます。「暗い部屋」のような組曲風の構成を持つ曲では、プログレッシブな要素も垣間見え、単なるポップ・フォークの枠に収まらない野心的な試みが光ります。演奏の完成度も高く、3本のギターが絡み合う様は見事という他ありません。 ## 関連作品・その他のおすすめ 同時期の作品では、かぐや姫のアルバムや、ブレッドなど海外のソフトロック作品もおすすめです。美しいハーモニーがお好きな方には、CSN&Yの初期作品も併せて聴いていただきたいです。 ## 注目トラック 暗い部屋、地球はメリーゴーランド