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グッド数の多いレビュー
もっと見る開放感とバンドの生命力が躍動する、待望の傑作
2026年3月にリリースされた本作は、前作の内省的な空気感から一転、バンドサウンドの躍動感とライブへの渇望が結実した作品です。冒頭を飾る「キングスネークの憂鬱」から、音楽の持つ開放的なエネルギーがリスナーを包み込みます。 ## 評価のポイント 最大の魅力は、バンドの「今」が詰まった音作りにあります。セッションのように重ねられた音たちは、キャリアを重ねた今だからこそ生まれる余裕と自信を感じさせてくれます。ドラマ主題歌の「Again」、爽快な「Saturday」、そして静と動のコントラストが美しいタイトル曲「産声」など、聴くほどに発見がある楽曲が並びます。アルバム全体を通して、みんなで歌える親しみやすいメロディと、深く個人的なメッセージ性が絶妙なバランスで共存しているのが印象的です。 ## 関連作品・その他のおすすめ 同じくバンドサウンドが輝く『REFLECTION』や、本作とは対照的な静謐さを持つ前作『miss you』を聴き比べると、彼らの表現の幅広さに驚くはずです。より開放的なロックサウンドが好きな方には『重力と呼吸』もおすすめできます。 ## 注目トラック 産声、Again、キングスネークの憂鬱
サビの爽快感とメロディーの良さが光る1作
話題の新作ということで。ミスチルをアルバム単位できちんと聴いたことはなかったのでこれが初ということになるのだが、どの曲もサビの爽快感、メロディーの良さが光る。「ウスバカゲロウ」はアコースティックで静かな入りから少しずつドラマティックになっていく6分半の力作。他の楽曲もバラードとロック・サウンドの曲がバランスよく配され、飽きない仕上がりになっている。どの曲もミスチル印ではあるのだがアレンジは多様。「シーソーゲーム」に近い質感の「Nowhere Man ~喝采が聞こえる」も非常に良い。