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グッド数の多いレビュー
もっと見るベテランの本気が炸裂!ディープ・パープルの重厚なる復活劇
2026年7月3日にリリースされた本作は、24枚目のスタジオ・アルバムとなります。「ここ数年で最もヘヴィなディープ・パープル作品」と銘打たれた本作ですが、その言葉に偽りはありません。全編を通して感じられるのは、「いまだ現役で勝負できる」という強い意志です。 ## 評価のポイント ハードロック、ヘヴィメタル、プログレッシブロックの要素を組み合わせたサウンドは、往年のファンにも新しいリスナーにも訴えかける力を持っています。ギタリストのサイモン・マクブライドの圧倒的なプレイと、ドン・エイリーのハモンドオルガンやピアノとの超絶的なユニゾンは聴きどころ満載。全13曲はどれもコンパクトにまとまっていて、無駄がありません。人類の終焉を変容として捉えたというコンセプトも興味深く、単なる懐メロバンドではない姿勢が伝わってきます。 ## 関連作品・その他のおすすめ 本作が気に入った方には、同じくベテランバンドの底力を見せつけたアイアン・メイデンの『Senjutsu』やジューダス・プリーストの『Invincible Shield』もおすすめです。また、ディープ・パープルの前作『=1』も併せて聴くと、現在のバンドの充実ぶりがより実感できるでしょう。プロデューサーのボブ・エズリンが手がけた他のアルバムを探してみるのも面白いかもしれません。 ## 注目トラック Arrogant Boy、Diablo、Guilt Trippin'
グループの個性を現代にアップデートし続けるパープルの最新作
スティーヴ・モーズに代わりサイモン・マクブライドがギタリストとなって2作目のアルバム。レジェンド・メンバーと若い新メンバーが共存するグループにはよく感じることではあるが、マクブライドのプレイが明らかに現代的な分、80歳になるイアン・ギランの円熟味溢れるヴォーカルとのギャップは少し気になってしまう。一方、全体的なサウンドはまるで古臭さを感じさせず、かといって個性を失うこともなくアップデートされたパープル・サウンドを聴けるのが心地良い。強力なリード曲こそないものの、全体に完成度の高い良作。