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オーストラリアのロックシーンから登場したINXSの記念すべき最初の作品です。ニューウェイヴとスカのスタイルが特徴的で、後に彼らが世界的な成功を収めることになるポップ・ロック路線とは異なる、荒削りながらも実験的な魅力に満ちています。 ## 評価のポイント シドニー周辺のパブで平均して1日2回のライブをこなした後、深夜から早朝にかけてレコーディングされたという制作背景が、このアルバムの生々しいエネルギーを生み出しています。様々な音楽スタイルを試している点が特徴で、ポスト・パンクやニューウェイヴ、スカなど多彩な要素が混在しています。統一感には欠けるものの、若いバンドの野心と可能性を感じさせる作品です。「Just Keep Walking」「In Vain」「Learning to Smile」など、後の成功を予感させる楽曲も収録されています。ただし、全体としてはまだ方向性を模索している段階で、後の洗練されたサウンドを期待すると物足りなさを感じるかもしれません。 ## 関連作品・その他のおすすめ INXSの次作「Underneath the Colours」、そして世界的ブレイクを果たした「Kick」と聴き比べると、バンドの成長過程が楽しめます。同時期のニューウェイヴ・バンドではXTC、The Police、Elvis Costelloなどもおすすめです。 ## 注目トラック Just Keep Walking、In Vain