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6人体制となって以降、バンドとしての可能性を追求し続けてきたKIRINJIが、新たなステージへと踏み出した意欲作です。 ## 評価のポイント RHYMESTERをフィーチャーした「The Great Journey」は、グループ史上初の本格的な外部コラボレーションとして大きな話題を呼び、70年代のティン・パン・アレーを連想させるリズム・セクションが印象的です。コトリンゴの自由かつ繊細な音色作りに代表される、2016年的なヴィヴィッドなサウンドの色彩感が本作の大きな魅力となっています。 堀込高樹の全曲作詞作曲体制から脱却し、コトリンゴ作曲の「日々是観光」が収録されるなど、バンドとしての幅広さを感じさせます。各メンバーがボーカルを担当する曲も多く、グループならではの多彩な表現が楽しめます。レトロな要素を技法として取り入れつつも、サウンド面では現代的な音像に振り切った挑戦的なプロダクションも注目です。 ## 関連作品・その他のおすすめ 前作『11』と聴き比べると、バンドの成長が感じられるでしょう。RHYMESTERの『ダンサブル』、Tuxedoの作品なども合わせてチェックすると、本作の音楽的な方向性がより理解できます。 ## 注目トラック The Great Journey、日々是観光、絶対に晴れて欲しい日