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オーストラリアのロックバンド・Jetが2006年にリリースした『Shine On』は、王道のロックンロール・サウンドを追求した作品です。前作で築いた「Are You Gonna Be My Girl」のような攻撃的なガレージロックのイメージを継承しながら、本作では幅を広げた音楽性も見せています。 ## 評価のポイント ローリング・ストーンズやAC/DCといったクラシック・ロックの要素を色濃く感じさせるサウンドは健在で、「Put Your Money Where Your Mouth Is」や「Rip It Up」といったアップテンポなロックナンバーはストレートでパワフルです。一方、タイトル曲「Shine On」はポール・マッカートニーのバラードを彷彿とさせる感動的な楽曲で、個人的な想いが込められた歌声が印象に残ります。また、1940年代風の「Eleanor」やフィル・スペクター風の「Shiny Magazine」など、実験的な試みも見られます。 ただし、全体的には「聴いたことのあるサウンド」という印象が拭えず、独創性という点では物足りなさが残ります。オリジナリティを求めるリスナーには少々退屈に感じられるかもしれませんが、古き良きロックンロールを素直に楽しみたい方には十分魅力的な一枚です。 ## 関連作品・その他のおすすめ 同時期のガレージロック・リバイバルが好きなら、The Hives『The Black and White Album』やWolfmother『Cosmic Egg』もおすすめです。また、Jetの前作『Get Born』も併せて聴くと、バンドの成長が感じられるでしょう。 ## 注目トラック Shine On、Put Your Money Where Your Mouth Is