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本作はブルースとロックンロールを核としながら、ファンクやレゲエの要素も織り交ぜたサウンドが特徴です。長年プロデューサーを務めたジミー・ミラーの離脱後、ジャガーとリチャーズが「グリマー・ツインズ」名義で初めてセルフ・プロデュースを手がけた本作は、バンドにとって重要な転換点となりました。 ## 評価のポイント 全体的には前作より引き締まったロック・サウンドを志向しており、タイトル曲の口ずさみやすいリフレインは今なおライブの定番曲です。一方で、制作期間が分散したこともあり、アルバムとしての一貫性はやや欠けています。「Time Waits for No One」における、ミック・テイラーの長尺のギターソロと幻想的な歌詞は特筆すべき美しさで、ファンクやレゲエといった新しい挑戦も見られます。ただし全盛期の緊張感や冒険心はやや後退しており、佳作の域を出ない印象です。 ## 関連作品・その他のおすすめ 黄金期の到達点を味わいたい方には『Sticky Fingers』や『Exile on Main St.』を、テイラー在籍時の他の作品では『Goats Head Soup』もおすすめです。本作以降、ロニー・ウッドが加入した『Black and Blue』も比較対象として興味深いでしょう。 ## 注目トラック Time Waits for No One / It's Only Rock 'n' Roll (but I Like It)