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1977年のパンク全盛期という荒波の中で、Yesはこの作品で見事に復活を遂げました。前任キーボーディストの脱退により、かつて離れていたリック・ウェイクマンが復帰したことも話題となり、イギリスのチャートで2週間首位を獲得し、アメリカのビルボード200でも8位に達する商業的成功を収めています。 ## 評価のポイント 本作の最大の特徴は、15分にも及ぶ「Awaken」を除けば、これまでの作品と異なり、より短く直接的な楽曲構成になっている点です。壮大なメロディと美しいボーカル・ハーモニーはそのままに、聴きやすさが増しています。特に「Wonderous Stories」はイギリスのシングル・チャートで7位を記録し、バンド史上最高位のヒット曲となりました。そして何より、アルバム最後を飾る大曲「Awaken」の荘厳な美しさは圧巻です。教会オルガンの響きと精緻なアンサンブルが織りなす音楽的高みは、プログレッシブ・ロックの最高峰と呼ぶにふさわしいでしょう。 ## 関連作品・その他のおすすめ 本作が気に入った方には、同じくYesの『Fragile』(1971年)や『Close to the Edge』(1972年)もおすすめです。また、Genesisの『A Trick of the Tail』(1976年)も、同時期のプログレッシブ・ロックの佳作として楽しめるはずです。 ## 注目トラック Awaken、Wonderous Stories