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グッド数の多いレビュー
もっと見る実験精神が光る意欲作。オートチューンの多用が賛否を分ける一枚
ザ・ストロークスが2020年以来となる新作をリック・ルービンとのタッグで完成させました。全9曲という比較的コンパクトな構成ながら、彼らの実験精神が存分に発揮された意欲的な作品に仕上がっています。 ## 評価のポイント 本作最大の特徴は、ジュリアンのボーカルに施された大胆なオートチューン処理です。従来のファンには戸惑いもあるかもしれませんが、これは単なる加工ではなく、音楽的な表現手段として機能しています。コスタリカでのレコーディングを経て生まれた楽曲群は、前作のような安定感よりも冒険心を優先した印象。「Going Shopping」や「Liar's Remorse」では、彼らが新たな音の可能性を探求する姿勢が感じられます。アルバム終盤の「Tyrants of the Mellow Moon」は、プログレッシブなギターソロが印象的な、ムーディーな大作として全体をまとめ上げています。 過去の栄光に頼らず、今の自分たちが表現したいものを追求する姿勢は評価できます。ただ、実験的な試みが必ずしも成功しているとは言い難く、9曲という短さの割に冗長に感じられる瞬間もあります。前作のような即座に心を掴む瞬間は少なく、聴き手を選ぶ作品と言えるでしょう。 ## 関連作品・その他のおすすめ The Strokes『The New Abnormal』、The Voidz『Virtue』、Television『Marquee Moon』 ## 注目トラック Going Shopping、Tyrants of the Mellow Moon
延期の末に待ち受けていた"現実"とは?
暗くて地味な作品だなあというのが第一印象。ヴォコーダー(オートチューン?)を多用したカサブランカスの歌にも物足りなさを感じたり。メロディー性の面では決して悪くないのだが、自分が彼らに求めていたものとは違いました。「Lonely in the Future」や「Falling out of Love」あたりは好み。