3人以上のレビューが投稿されると、AIによるレビューサマリが表示されます。
グッド数の多いレビュー
もっと見る未確立なアイデンティティの中に光るものがある1st
ミューズの1st。まだ全体的にサウンドも軽い感じがして、マシューの歌声も発展途上な印象を与えることからレディオヘッドのフォロワーという以上に、ミューズに憧れる若者たちのバンドという感じがする。一方、マシューのエモーショナルな歌唱が光る「Falling Down」、ライヴでもお馴染み?の「Unintended」、確かに『The Bends』時代のレディオヘッドを思わせる「Overdue」、ラストを飾る「Hate This and I'll Love You」など、その中に光る楽曲もあり、決して悪くないデビュー作。
英国ロックバンドMuseの原点を刻んだ意欲作
1999年にリリースされたこのアルバムは、イギリス・デヴォン州出身のロックトリオが世界に放った記念すべき作品です。当時から音楽メディアに注目されていたバンドの才能が、ここには確かに詰まっています。 ## 評価のポイント アグレッシブでありながらメランコリックな音楽性が全体を貫いており、クラシック、ジャズ、ブルース、ラテン音楽などの多彩な影響を織り込みながらも、一貫したオルタナティヴ・ロックの美学を保っています。マシュー・ベラミーのファルセットを活かしたボーカルとピアノ、激しいギターワークが印象的で、若々しいエネルギーと同時に不安や焦燥感といった感情が生々しく表現されています。「パワーと音の壁で聴き手を圧倒する」というコンセプト通り、重厚なサウンドが魅力です。ただし全体的には、後の作品で見せるプログレッシブな実験性はまだ萌芽段階といえます。 ## 関連作品・その他のおすすめ Radioheadとの比較がしばしばなされましたが、実際には独自の方向性を持っています。このアルバムが気に入ったら、次作「Origin of Symmetry」でさらに進化したMuseのサウンドを体験することをおすすめします。また、Jeff BuckleyやNirvanaといったバンドに影響を受けた方にも響く作品でしょう。 ## 注目トラック Sunburn, Muscle Museum, Cave