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1981年6月21日に発売されたこの作品は、夏の風景や海岸等のリゾート色に彩られたシティポップとして、日本の音楽シーンに新しい風を吹き込みました。洋楽のAORやブラック・ミュージックを日本語詩の美しいメロディーと融合させた作風は、当時としては革新的なものでした。村上ポンタ秀一、後藤次利、斎藤ノブ、鈴木茂といったミュージシャンがバックを務め、若き才能を支えています。 ## 評価のポイント 全体的には若々しさとフレッシュさが溢れる仕上がりです。ボーカルや演奏には初々しさも感じられますが、そこには後の大きな飛躍を予感させる才能の萌芽がしっかりと刻まれています。夏のドライブや海辺で聴きたくなるような爽快感が全編に漂い、日本のポップスに新しいスタイルを提示した意義は大きいでしょう。ただし完成度という点では、この後のキャリアで更に洗練されていくことになります。歴史的価値と音楽的な完成度のバランスを考えると、佳作から良作の範疇に入る一枚です。 ## 関連作品・その他のおすすめ 同じく初期の爽やかなサウンドを楽しめる『WEEKEND FLY TO THE SUN』や『ON THE CITY SHORE』もおすすめです。また、1985年の『GOLD DIGGER〜with true love〜』でニューヨークを意識したダンス・サウンドで脚光を浴びた作品も聴き比べると面白いでしょう。シティポップ好きなら山下達郎の『FOR YOU』や大滝詠一の『A LONG VACATION』も必聴です。 ## 注目トラック YOKOHAMA Twilight Time、Still, I'm In Love With You