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BUMP OF CHICKENの音楽性が大きく深化したアルバムです。2004年というJ-ROCKが盛り上がった年にリリースされ、日本ゴールドディスク大賞を受賞した本作は、バンドの代表作の一つと言えるでしょう。 ## 評価のポイント このアルバムの最大の特徴は、バンドサウンドの枠を超えたアレンジの多彩さにあります。マンドリンを取り入れた「車輪の唄」、アコースティックギター一本で奏でられる「レム」など、従来のロックバンドの枠にとらわれない挑戦が随所に見られます。藤原基央が9ヶ月をかけて完成させた「ロストマン」は、迷いながらも一歩ずつ前に進む姿を描いた傑作で、静と動のコントラストが見事です。映画主題歌となった疾走感あふれる「sailing day」、ライブで熱狂を生む「fire sign」など、バラエティに富んだ楽曲が並びます。全体を通じて、別れや旅立ちというテーマが一貫しており、傷つきながらも前を向く人間の姿が力強く描かれています。北欧神話の世界樹をタイトルに冠したアルバムは、聴く者に勇気と希望を与えてくれる一枚です。 ## 関連作品・その他のおすすめ 同時期のバンプ作品なら前作『jupiter』、ベストアルバム『BUMP OF CHICKEN I <1999-2004>』もおすすめです。2004年の邦楽ロックシーンでは、ASIAN KUNG-FU GENERATION『ソルファ』、Mr.Children『シフクノオト』なども名盤として知られています。 ## 注目トラック ロストマン、車輪の唄、sailing day