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1976年にリリースされた本作は、日本のプログレッシブ・ロックシーンに新たな息吹を吹き込んだ意欲作です。前作で確立したヘヴィなサウンドから一転、このアルバムでは実験性とポップさが巧みに融合しています。 ## 評価のポイント 最大の聴きどころは16分を超える大作「泳ぐなネッシー」でしょう。複雑な構成と緻密なアレンジが施されたこの曲は、まるで音の万華鏡のように次々と表情を変えていきます。一方で「Flying」のような疾走感あふれるナンバーや、美しいメロディが印象的な「A Song for Lady Violetta」など、多彩な楽曲が並んでいます。各パートの演奏技術の高さは言うまでもなく、特にキーボードとシンセサイザーの多彩な音色使いが作品全体に奥行きを与えています。全編英語詞という挑戦も注目すべき点で、世界を見据えた姿勢が窺えます。 ## 関連作品・その他のおすすめ 前作『一触即発』と並べて聴くと、バンドの進化がよく分かります。海外作品では、キング・クリムゾン『Red』やイエス『Relayer』など、同時期のプログレ作品もおすすめです。 ## 注目トラック 泳ぐなネッシー、A Song for Lady Violetta