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1965年1月にリリースされたこのアルバムは、ストーンズが憧れのシカゴ・ブルースの聖地チェス・スタジオで録音した楽曲も含む、R&Bとブルース・ロックへの情熱が詰まった作品です。 ## 評価のポイント 全12曲中9曲がカバー曲で構成されており、前作と同様にアメリカのリズム&ブルースへのリスペクトが全面に出ています。ただし、前作との違いは演奏に自信と勢いが感じられる点です。チャック・ベリーの「You Can't Catch Me」やマディ・ウォーターズの「I Can't Be Satisfied」といったブルース・ナンバーでは、若きストーンズの熱気が伝わってきます。 また、ジャガー=リチャーズの自作曲が3曲収録されており、作曲チームとしての成長の兆しが見られるのも興味深いところです。「Time Is on My Side」のUKバージョンはオルガンではなくギターがフィーチャーされ、よりロック色の強い仕上がりになっています。 一方で、全体としてはまだ「修行中」の印象が強く、オリジナリティよりも先人たちの音楽を忠実に再現することに重点が置かれています。後の名盤群と比べると物足りなさは否めません。 ## 関連作品・その他のおすすめ ブルース・カバーを楽しみたいなら、同時期のヤードバーズ『Five Live Yardbirds』やアニマルズ『The Animals』もおすすめです。ストーンズの成長を追うなら、次作以降の『Out of Our Heads』や『Aftermath』へと進むことで、彼らの変化を実感できるでしょう。 ## 注目トラック Time Is on My Side, You Can't Catch Me