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グッド数の多いレビュー
もっと見る新たな旅立ちを告げる、自由と解放感に満ちたソロ・デビュー作
通称「Car」と呼ばれるこの作品は、ピーター・ガブリエルがソロ・アーティストとしての可能性を力強く示した記念碑的なアルバムです。プロデューサーにボブ・エズリンを迎え、ロバート・フリップやトニー・レヴィンといった才能あるミュージシャンたちと共に制作されました。 ## 評価のポイント 最大の魅力は、その音楽的な多様性と実験精神にあります。プログレッシブ・ロックの複雑さを残しながらも、ポップな親しみやすさやアート・ロック的な前衛性を併せ持つ作品となっています。特に「Solsbury Hill」は、7/4拍子という変則的なリズムを用いながらも爽快感に溢れ、新しい人生への決意を歌った名曲です。一方で「Moribund the Burgermeister」のような劇的な展開を見せる曲や、バンジョーやチューバまで登場する「Excuse Me」など、自由な発想による楽曲群が並びます。アルバム全体に漂う解放感と、様々な音楽スタイルへの挑戦が印象的で、創造性に満ちた傑作と言えるでしょう。 ## 関連作品・その他のおすすめ このアルバムが気に入った方には、続く自作『Peter Gabriel』(1978年、通称「Scratch」)や『Peter Gabriel』(1980年、通称「Melt」)もおすすめです。また、ロバート・フリップの『Exposure』にも「Here Comes the Flood」の別バージョンが収録されています。 ## 注目トラック Solsbury Hill、Here Comes the Flood
ジェネシス脱退後のソロ第1作
ジャケットの色味が好きで、紙ジャケを買って持っていた記憶のあるソロの1st。「Solsbury Hill」や「Slowburn」あたりはジェネシス・サウンドと通じる部分もある。ミュージック・ホール風の楽曲(「Excuse Me」)もあったり、ストレートなロック・サウンドの「Modern Love」、映画音楽的な「Down The Dolce Vita」もあったりで、雑多といえばそうかもしれない。ラストはドラマティックで運命的な「Here Comes The Flood」で完。