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1983年にリリースされたこのセルフタイトル・アルバムは、Genesisの当時における商業的ピークとなり、英国チャートで1位、アメリカで400万枚を超える売り上げを記録しました。プログレッシブ・ロックからポップ・ロックへの移行を決定づけた作品と言えるでしょう。バンド自身のスタジオThe Farmで書き、録音、ミキシングまで行った初めてのアルバムであり、その制作環境がリラックスした雰囲気を生み出しています。 ## 評価のポイント アルバムの冒頭を飾る「Mama」は、ドラムマシンの印象的なイントロで始まり、英国でバンド史上最高位となる4位を記録するなど、ダークで印象的な楽曲です。続く「That's All」は、バンド初の全米トップ10ヒット(6位)となり、親しみやすいポップ・センスを示しています。一方で、二部構成の「Home by the Sea / Second Home by the Sea」では、かつてのプログレッシブな要素を残しており、往年のファンにも応えようとする姿勢が感じられます。80年代サウンドの洗練されたプロダクションと、キャッチーな楽曲が共存した良作と言えます。 ## 関連作品・その他のおすすめ Genesis『Abacab』(1981) - 本作の前作でポップ路線への転換点 Genesis『Invisible Touch』(1986) - さらに商業的成功を極めた次作 Phil Collins『Face Value』(1981) - 同時期のソロ作品との比較も興味深い ## 注目トラック Mama、That's All、Home by the Sea