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2014年リリースの本作は、全9曲・33分というコンパクトな作品です。ビリー・コーガンとギタリストのジェフ・シュローダーの2人体制で制作され、ドラムにはモトリー・クルーのトミー・リーを迎えたことでも話題になりました。 ## 評価のポイント 本作の特徴は、シンセサイザーを多用したポップなサウンドとギターロックの要素が混在している点です。「Run2Me」や「Dorian」といった曲はニューウェーブ的な質感が強く、これまでのパンプキンズとは異なる方向性を感じさせます。一方で「One and All (We Are)」のようなグランジ色の強いトラックも収録されており、全体としての統一感はやや弱いかもしれません。 ただし、楽曲は総じてメロディアスで親しみやすく、長尺の大曲がないため気軽に聴けるのは魅力です。トミー・リーのドラムは安定感があり、特に「Drum + Fife」では力強いビートが楽曲を引き立てています。往年の名盤と比べると物足りなさは否めませんが、肩の力を抜いて楽しめる佳作に仕上がっています。 ## 関連作品・その他のおすすめ シンセを取り入れた時期の作品としては前作『Oceania』、よりギター主体のサウンドを求めるなら『Siamese Dream』や『Mellon Collie and the Infinite Sadness』がおすすめです。 ## 注目トラック Tiberius / Drum + Fife