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1982年リリースの本作は、濱田金吾が生み出した都会の夜をテーマにした洗練されたサウンドが光る一枚です。アルバム全体を通して感じられるのは、深夜のネオン街を車で流すような静かな高揚感と、大人の切なさが同居した独特の雰囲気です。倉田信雄のアレンジによって、ファンクやジャズの要素が巧みに織り込まれ、まさにアーバン・メロウ・ミュージックと呼ぶにふさわしい仕上がりになっています。 ## 評価のポイント このアルバムの魅力は、何といっても濱田金吾のメロディメーカーとしての才能が余すところなく発揮されている点です。トランペットやサックスが効果的に使われたアップテンポな楽曲と、アコースティックな質感を持つバラードが絶妙にバランスされています。康珍化、小林和子、来生えつこといった実力派作詞家陣が参加し、歌詞の世界観も深く、聴くたびに新しい発見があります。特にタイトル曲のスリリングなマイナー調のメロディと、フュージョン感覚のサウンドの組み合わせは秀逸です。 ## 関連作品・その他のおすすめ 濱田金吾の作品では、同時期の「MUGSHOT」も夏の雰囲気を持った良作としておすすめです。また、同じ時代のジャパニーズAORとして、角松敏生の作品群や、佐野元春、杉真理といったアーティストの作品も合わせて聴くと、当時の音楽シーンの豊かさが実感できるでしょう。 ## 注目トラック midnight cruisin'、街のドルフィン、真夜中のテニスコート