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グッド数の多いレビュー
もっと見る最初に買った思い出のストーンズ作品
何しろ有名な「Satisfaction」が入っているアルバムが欲しくて、ちょっとイレギュラー?な米国盤の紙ジャケCDを買ったのが良い思い出。まだカヴァーとオリジナルが入り混じる時期の作品ではあるが、オープニングのギターがクールな「Mercy, Mercy」や独特な雰囲気のある「Play With Fire」(大好きな映画の『ダージリン急行』でも印象的に使用されている)など独創的なアレンジが光る楽曲が多く、一枚のアルバムとして魅力の大きなものに仕上がっている。フロントマンたるミックが一番小さく映るジャケットもクール。
ブルース愛と自己発見の狭間で──転換期の名盤
1965年の夏、ローリング・ストーンズはまだ自分たちの音楽的アイデンティティを模索している最中でした。本作はアメリカのR&Bやソウルのカバーを中心としながらも、バンド自身のオリジナル曲が約半数を占めており、まさに転換点となる一枚です。 ## 評価のポイント 最大の魅力は、黒人音楽への深い敬愛と、そこから生まれつつあった独自のロックサウンドとのバランスです。カバー曲では、マーヴィン・ゲイの「Hitch Hike」やソロモン・バークの「Cry to Me」など、当時のR&B/ソウルの名曲を荒々しいロックのエネルギーで再解釈。一方でオリジナル曲では、フォーク風の「Play With Fire」やカントリー調の「The Spider and the Fly」など、多様な音楽性への挑戦が見られます。 何より重要なのは、言わずと知れた「Satisfaction」の存在です。ファズボックスを使った革新的なギターリフと、若者の不満を代弁する歌詞が見事に融合したこの楽曲は、ストーンズを世界的バンドへと押し上げました。同時に「The Last Time」もバンドの成長を示す重要なナンバーです。 ただし、アルバム全体としてはまだ統一感に欠ける面もあります。カバーとオリジナルが混在し、録音時期も半年間にわたるため、やや寄せ集め感は否めません。それでも、次作で完全オリジナル路線へ進む前の、バンドの成長過程を記録した貴重なドキュメントと言えるでしょう。 ## 関連作品・その他のおすすめ 同時期のブリティッシュ・インヴェイジョンとしては、The Beatles「Help!」やThe Who「My Generation」がおすすめ。ストーンズの音楽的ルーツに興味があれば、サム・クックやマディ・ウォーターズの作品も聴いてみてください。次作「Aftermath」では完全にオリジナル曲だけで構成されており、バンドの進化を追うのも面白いでしょう。 ## 注目トラック Satisfaction、The Last Time、Play With Fire
高評価レビュー
もっと見る最初に買った思い出のストーンズ作品
何しろ有名な「Satisfaction」が入っているアルバムが欲しくて、ちょっとイレギュラー?な米国盤の紙ジャケCDを買ったのが良い思い出。まだカヴァーとオリジナルが入り混じる時期の作品ではあるが、オープニングのギターがクールな「Mercy, Mercy」や独特な雰囲気のある「Play With Fire」(大好きな映画の『ダージリン急行』でも印象的に使用されている)など独創的なアレンジが光る楽曲が多く、一枚のアルバムとして魅力の大きなものに仕上がっている。フロントマンたるミックが一番小さく映るジャケットもクール。
ブルース愛と自己発見の狭間で──転換期の名盤
1965年の夏、ローリング・ストーンズはまだ自分たちの音楽的アイデンティティを模索している最中でした。本作はアメリカのR&Bやソウルのカバーを中心としながらも、バンド自身のオリジナル曲が約半数を占めており、まさに転換点となる一枚です。 ## 評価のポイント 最大の魅力は、黒人音楽への深い敬愛と、そこから生まれつつあった独自のロックサウンドとのバランスです。カバー曲では、マーヴィン・ゲイの「Hitch Hike」やソロモン・バークの「Cry to Me」など、当時のR&B/ソウルの名曲を荒々しいロックのエネルギーで再解釈。一方でオリジナル曲では、フォーク風の「Play With Fire」やカントリー調の「The Spider and the Fly」など、多様な音楽性への挑戦が見られます。 何より重要なのは、言わずと知れた「Satisfaction」の存在です。ファズボックスを使った革新的なギターリフと、若者の不満を代弁する歌詞が見事に融合したこの楽曲は、ストーンズを世界的バンドへと押し上げました。同時に「The Last Time」もバンドの成長を示す重要なナンバーです。 ただし、アルバム全体としてはまだ統一感に欠ける面もあります。カバーとオリジナルが混在し、録音時期も半年間にわたるため、やや寄せ集め感は否めません。それでも、次作で完全オリジナル路線へ進む前の、バンドの成長過程を記録した貴重なドキュメントと言えるでしょう。 ## 関連作品・その他のおすすめ 同時期のブリティッシュ・インヴェイジョンとしては、The Beatles「Help!」やThe Who「My Generation」がおすすめ。ストーンズの音楽的ルーツに興味があれば、サム・クックやマディ・ウォーターズの作品も聴いてみてください。次作「Aftermath」では完全にオリジナル曲だけで構成されており、バンドの進化を追うのも面白いでしょう。 ## 注目トラック Satisfaction、The Last Time、Play With Fire