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1989年6月にリリースされた本作は、批評家たちから高い評価を受け、イギリスとノルウェーでチャート1位を獲得しました。ポール・マッカートニーが約18ヶ月をかけて完成度を追求し、エルヴィス・コステロとの共作を含む充実した楽曲群を作り上げた意欲作です。 ## 評価のポイント 本作の最大の魅力は、「My Brave Face」「You Want Her Too」「Don't Be Careless Love」「That Day Is Done」など、コステロとの共作曲でしょう。特に「My Brave Face」は本作で最も人気のある楽曲の一つとなり、全英18位、全米25位を記録しました。ビートルズを思わせるキャッチーなメロディとハーモニーが印象的です。 一方で、9人もの異なるプロデューサーを起用したことで、アルバム全体の統一感がやや損なわれている面も否めません。Trevor HornやMitchell Froomなど当時人気のプロデューサーたちが腕を振るっていますが、楽曲によって質にばらつきがあり、「Motor of Love」のような平凡な仕上がりの曲も含まれています。それでも、「Figure of Eight」の力強いロックサウンドや「We Got Married」の軽快なポップセンスなど、聴きどころは十分にあります。 ## 関連作品・その他のおすすめ ポールの他のソロ作品では『Tug of War』(1982)、コステロのアルバムでは『Spike』(1989)がおすすめです。両者の共作デモを収録した2017年のデラックス・エディションも興味深い内容となっています。 ## 注目トラック My Brave Face / That Day Is Done / Figure of Eight