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ロサンゼルスでレコーディングされた本作は、1970年代のイタリアン・プログレッシブ・ロックを代表するLe Ormeにとって方向転換の試みとなった一枚です。より真っ直ぐなロック・サウンドを追求し、ギタリストのTolo Martonを新たに迎えたことで、これまでのキーボード中心のサウンドから変化を遂げています。 ## 評価のポイント オープニング曲「Los Angeles」は圧巻の出来栄えで、7分を超える演奏はバンドの実力を存分に示しています。一方で、アルバム全体としては過去の名作群と比べるとやや完成度にばらつきがあり、賛否が分かれる作品となっています。Paul Whiteheadによるジャケットアートワークは美しく、プログレッシブ・ロックらしい仕上がりです。従来のファンには物足りなさを感じさせる部分もありますが、先入観なく聴けば新鮮な魅力を発見できる良作です。 ## 関連作品・その他のおすすめ 同バンドの代表作としては、傑作として広く認められている「Felona e Sorona」(1973)や「Contrappunti」(1974)が挙げられます。本作以前の名盤を未聴の方は、まずそちらから入ることをおすすめします。イタリアン・プログレがお好きなら、PFMやBanco del Mutuo Soccorsoもチェックしてみてください。 ## 注目トラック Los Angeles、Immensa distesa