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80年代を乗り越え、原点回帰を果たした復活作

デジタル
3.7

1989年にリリースされた『Steel Wheels』は、ローリング・ストーンズがバンドとしての結束を取り戻した記念碑的なアルバムです。80年代後半のソロ活動による休止期間を経て、このアルバムでバンドは古典的なストーンズ・サウンドへと回帰しました。

評価のポイント

本作の最大の魅力は、ブルース・ベースのロックンロールという原点に戻りながらも、現代的なプロダクションを取り入れたバランス感覚にあります。「Mixed Emotions」や「Rock and a Hard Place」といったヒット・シングルは、商業的な成功を収めながらもストーンズらしいエッジを保っています。特に「Almost Hear You Sigh」と「Slipping Away」という対照的な2つのバラードは、バンドの成熟した表現力を示す名曲です。モロッコで録音された「Continental Drift」は、エキゾチックな雰囲気を持つ異色作として、アルバム全体に変化を与えています。一方で、80年代的なプロダクションがやや時代を感じさせる部分もあり、全体としては佳作レベルの完成度となっています。

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  • The Rolling Stones『Some Girls』
  • Keith Richards『Talk Is Cheap』

注目トラック

Mixed Emotions / Almost Hear You Sigh / Continental Drift

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2026年4月30日
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