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日本語ロックの可能性を切り開いた、轟音と緊張感の傑作
デジタル4.5
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1999年夏にリリースされたこのアルバムは、NUMBER GIRLというバンドの爆発的なエネルギーが結晶化した名盤です。
評価のポイント
「タッチ」で幕を開けるこのアルバムは、冒頭から歪んだギターの壁が容赦なく押し寄せてきます。PixiesやSonic Youthといった海外オルタナティブロックからの影響を消化しつつ、何より日本語の言葉がロックの激しいリズムと完璧に融合している点が画期的でした。向井秀徳の切迫感に満ちたボーカルと田渕ひさ子の鋭角的なギターが激しくぶつかり合い、その背後で中尾憲太郎のベースとアヒト・イナザワのドラムが強靭なグルーヴを刻んでいきます。全10曲40分弱という尺の中で、一曲たりとも気を抜くことのない緊張感が貫かれており、アルバム全体が一つの疾走感で統一されています。録音の荒々しさすら武器にした、むき出しの衝動がここにあります。
関連作品・その他のおすすめ
Pixies『Surfer Rosa』、Sonic Youth『Daydream Nation』といった海外オルタナの名作や、同時代の日本ではくるり、Supercarなども要チェック。また、ASIAN KUNG-FU GENERATION、凛として時雨、Base Ball Bearなど、このアルバムに影響を受けた後続バンドを聴くことで、その偉大さがより実感できるはずです。
注目トラック
タッチ、透明少女、EIGHT BEATER
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2026年4月18日
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