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賛否両論を巻き起こした、Queenの大胆なディスコ・ファンク実験作

デジタル
2.8

ロック・バンドとして名声を確立していたQueenが、ディスコ、ファンク、R&Bといったダンス・ミュージックへの思い切った転身を試みた意欲作です。シンセサイザーやドラムマシンを大胆に導入し、従来の「Queen節」とは大きく異なるサウンドを展開しています。

評価のポイント

本作の最大の魅力は、やはりDavid Bowieとのコラボレーション曲「Under Pressure」でしょう。この楽曲だけは文句なしの名曲で、印象的なベースラインと両者のヴォーカルの絡みは見事です。一方、アルバム全体を通しては実験的すぎる試みが裏目に出た印象が否めません。ディスコやファンクへの傾倒が強すぎるあまり、Queenらしさが薄れてしまっており、特にアルバム前半の楽曲群は従来のファンを戸惑わせる内容となっています。後半には「Put Out the Fire」のようなロック寄りの楽曲もあり、若干の救いはあるものの、全体的なまとまりには欠けています。音楽的冒険心は評価できるものの、成功作とは言い難い仕上がりです。

関連作品・その他のおすすめ

本作の路線が気になる方には、前作『The Game』も聴いてみることをおすすめします。「Another One Bites the Dust」収録のこちらは、ダンス路線への第一歩を示しつつもロック要素とのバランスが取れています。また、次作『The Works』では再びロック路線へと回帰し、ファンを取り戻すことに成功しました。同時期のダンス・ロックとしては、Talking Headsの『Remain in Light』なども聴き比べてみると面白いでしょう。

注目トラック

Under Pressure, Back Chat

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2026年4月27日
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