rock
日常に寄り添う、等身大のポップネス――新世代が描く日本のロック風景
デジタル4.3
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2015年にリリースされた本作は、東京発のロックバンドによる記念すべき作品です。全27分、9曲というコンパクトな構成ながら、その中には心地よい風が吹き抜けるような音楽体験が詰まっています。
評価のポイント
70年代の日本のフォークロックを現代的に解釈したサウンドが最大の魅力です。トリプルギターのアンサンブルが生み出す軽やかなサウンドに、日常の些細な幸せを切り取った歌詞が自然に溶け込んでいきます。「あまり行かない喫茶店で」や「散歩日和に布団がぱたぱたと」といったタイトルからも分かるように、肩肘張らない等身大の視点が心地よく響きます。演奏の質も高く、サイケデリックでありながらポップという絶妙なバランス感覚が光ります。
懐かしさと新しさが同居する不思議な音楽性は、現代のシティポップとも呼べる質感を持っており、リラックスして聴ける親しみやすさがありながらも、音楽的な深みを感じさせる仕上がりになっています。
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細野晴臣やはっぴいえんどといった先人たちの系譜を受け継ぎつつ、USインディロックの影響も感じられる作風です。同時期に活躍するYogee New WavesやDENIMSなども好きな方には、きっと刺さる一枚でしょう。
注目トラック
夏がそうさせた、あまり行かない喫茶店で
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2026年4月21日
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